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シスター・プリンセスオリジナルストーリー 『お兄ちゃんといっしょ』

─ 亞里亞 ─

 

 兄や…兄やどこ?お部屋、真っ暗になっちゃった。亞里亞ね、まだ、あんまり眠くないの。だから真っ暗になったら…ちょっぴりこわい。くすん。くすんくすんくすん。兄や、亞里亞のそばに来て。亞里亞、真っ暗の中にいたら、こわくて、ドキドキして…くすん。おなかが痛くなっちゃう。
 あっ、兄や。兄や、来てくれた。うわぁー。兄や、とってもあったかいの。うん。亞里亞は、兄やがおててを握ってくれたら、もうこわくない。うわぁー。兄や、手、不思議ね。
 亞里亞は、兄やといると、とっても、とーってもいい気持ち。真っ暗の中でも、こわくないの。やっぱり、はじめから兄やとおててつないでたらよかったな。
 亞里亞は、ふかふかのおふとんよりも、兄やのほうが、すぅっと、ずぅーっとだーい好き。
 あのね、亞里亞は、いつも、お部屋が明るいままねむいねむいになっちゃうから、こんなに真っ暗なのって見たことないの。それに、ベッドに入ると、すぐにあったかくなって、いい気持ちになって、夢の中にいっちゃうの。今日は何でねむいねむいにならないのかなぁ。お昼寝いっぱいしたからかなぁ。兄やは、もうねむいねむい?兄やも、もしねむいねむいにならなかったら、亞里亞、お歌歌ってあげる。いつも、亞里亞は、ねむくならない時に聞くお歌。亞里亞の、だーい好きなお歌。いつも兄やが回してくれるオルゴールのお歌。
 ねーむーれー よいこよー にわやー まきばにー ……
 …あれ?なんだか亞里亞、ポカポカする…。ポカポカ、ふわふわ…。ねむくなってきちゃった。
 兄や、亞里亞は、もう眠ります。大好きな兄や、おやすみなさい。ずっと…ずっと、亞里亞のそばから離れないでね。

 

可憐 花穂 咲耶 雛子 鞠絵 白雪 鈴凛 千影 春歌 四葉 亞里亞

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